4、波動、言霊、想念。

波動、言霊、想念を写真の鼎(かなえ)で表すと、具材をこの器の中でグツグツと煮込んで出来る、おいしい料理となります。

 

波動をパアーに、想念をグーに、そして言霊をチョキにします。そうすると、今ここを表す波動は想念を抑え、想念は言霊を抑え、言霊は波動を抑えるようになります。この関係で循環することが、一番正常な均質均等が出来るーおいしい料理ができる関係です。この循環が違っていると、まずい料理ということになります。

 

波動は今ここを表すと考えています。今ここであなたを思い切り叩けば、「痛い!」となってあなたの存在を表します。それは波動が出ていて、MRAは共鳴音を出してくれます。でも、昨日や一昨日のあなたを叩いても、そこにはあなたはいませんから波動は出ないのです。波動が無いわけですから、当然MRAは非共鳴音を発します。だから、あなたの心が今ここに無く、過去のこだわりの世界にいるときには、MRAは非共鳴音を出します。

波動は今ここのあなたの存在の形を保障してくれる、守護機能を持っています。

 

想念は思いのエネルギーを表します。しかし、今日の思いと一年前の思いの区別をすることが出来ません。どちらも同じに見えてしまいます。だから想念(グー)を抑えるのは、今ここを表す波動(パアー)にしなければいけません。また、想念は現象の形をもちます。波動が出ていないのに、想念のエネルギーで偽波動を作ることも出来ます。波動で想念を抑えるのが健全な形であると言えるのです。

想念の思いをイメージすると、アメーバーに例えられます。

形が次から次へと変わっていって最後は何らかの形で現象化します。

それは、小さいころに思い描いた宇宙ロケットの完成かもしれません。それとも無意識のうちに思い描いてしまう病気 ガンかも知れません。

知らず知らずのうちに想念は形を変えて現象化するのです。

 

言霊は 基本的な言葉や文章です。想念は気持ちのことを言います。気持ちがこもっていなければ、言霊は何の意味も持ちません。言霊を抑えるのは、想念がいいのです。

そして、言霊は 選択機能 を持っています

日本語というのは、とてもあいまいな部分があります。

例えば「私はあなたが好きで」までは同じでも、次に来る言葉を変えてしまうと全く意味が違うものになってしまいます。

    私はあなたが好きで す。

    私はあなたが好きで はない

このように、最後の最後までキチンと表さないと、全く意味が違ったものになってしまうのです。これは言霊が、選択機能を持っていることを示しています。

 

また振り出しに戻って、波動は今ここを表します。そのときに、今ここで何をするのか選択をしなければ、意味を持ちません。言霊が何をするのか指示をするのです。

今ここで、あなたと一緒に過ごしたい。

今ここで、あなたと一緒にテニスをやりたい。

今ここで、あなたと一緒に服を買いに行きたい

波動を抑えるのは、選択機能を持った言霊なのです。

波動がパアー、想念がグー、言霊がチョキの関係になるように作り変えます。