4、波動的な考え方。

私たちは今から未来に生きています。ですから心理療法の中に波動を入れるためには、未来という考えを正しく認識しなければなりません。

波動の一番最初の創始者であるサクストン・バーにしても、Oリングの提唱者である大村博士にしても、MRAの開発者のロナルド・J・ウエインスットク氏にしても、その考え方の中に未来が入っていない気がします。

 

未来を波動の中に入れるためには、大胆な発想が必要です。次のような図を使っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


波動は原子、分子の中にあると考えています。波動=物質固有な振動数を持っていると考える。これは間違っていないでしょうか?

例えばある人がAさんに対して凶暴だが、Bさんに対してはやさしいとなったら、この人は凶暴な固有の波動を持っているといっていいのでしょうか?もしこれを自信もって答えられると、波動で未来を説明できなくなってしまいます。なぜならば未来は何一つ決まったものなどないからです。

また波動の下にある素粒子も6個の物質を作る決まったものがあると考えると、同じく未来を考えることが出来なくなってしまいます。

 

一番下に源子という考えを持っています。源子とは何一つ同じものはないという考えです。その上に内的枠組みがあります。例えば今ノートの白がありますが、本当の素材である源子は白い貝殻の白かもしれない、次の瞬間には白い豆腐の白かもしれない、そして次の瞬間にはハンペンの白かもしれない。もしかして絶世の美人の白かもしれない。・・・・・このノートの白は白という枠組みがあるので白だが、その素材は一つとして同じものはないということである。

このような考えを波動の中に入れると、一つとして決まった未来はないという考えを説明できることになる。内的な枠組みの使い方で、そのものが持っている波動はいろいろと変わってきてしまうんではないだろうか。

 

 

 

 

 

 


波動の調べ方の根本は、一つの音叉をポーンと鳴らしておいて、そのそばに同じ機種の音叉を置くと、やがてそばに置いた音叉も同じく共鳴して鳴り出す。この取り出し方に波動の根本があります。

例えばAさんが嫌いという枠組みで調べた波動は、その人は凶暴に共鳴し、やさしいに非共鳴になります。しかし、Bさんが好きという枠組みの波動でその人を調べたら、凶暴は非共鳴で、やさしいが共鳴するということになります。

 

だから取り出した波動が全て絶対で正解であるという考え方は間違いになります。ある枠組みの中で取り出した波動が正解という風にしたほうがよいと考えます。

 

私のところに以前きていた研究員が、新しいノートをペラペラとめくって、「僕はこのページと次のページが同じに見えることが悲しい。本当はまったく違っているもののはずなのに」と言っていましたが、源子を入れると「このページと、一秒後のこのページが同じに見えることが悲しい、本当はまったく違うもののはずなのに」と言うことになります。

 

ちなみに一つとして同じものはないという考えを入れたときに、そんなに白があるのかと言う疑問をもたれる方があるかもしれません。そんな考えをしたら、すぐに尽きてしまうだろうと考えがちです。しかし、まったく心配ありません。一つの例でお答えします。人間の脳はおよそ約100億の脳神経細胞で出来ていますが、その思考パターンがいくつ出来るのかを計算した人がいます。その数は10の70,000,000,000乗になります。こんな小さな脳の中で考えられうるパターンがこれだけあるんだから、まったく心配ありません。

 

最初に心理センターでは、波動の補充をさせてもらいます。その理由は「源子を取り込んだ未来世界を生きる」を入れさせてもらうためにやります。これが入ると、自然体を体得する基準が出来るのです。

@未来は0次元である

A未来は永遠に繁栄し成長する

B未来は助かっている世界である

C未来は経験し味わうためにある

D未来は定まったものなどない

E未来は魂が反映したものである

F未来は選択するところから始まる

G未来はおもしろいし楽しいものである

H未来は自らが作って、そこで初めて未来になる

この全てがMRAを使って共鳴していれば、未来を捉えていると考えています。もしどこかに非共鳴があれば、そこに改善すべき問題箇所があると判断するのです。

 

自由に波動を考えてよいと言うことになると、その取り出し方を考えて見ます。ポーンと鳴らした音叉のそばに、別の音叉を置けば共鳴すると波動が取れると言うかんがえかたです。その共鳴の仕方を考えて見ます。

例えば

@ドレミファの音とか絶対音は波動で捉えられます。

A色なども波動として捉えられます。

Bいろはに、ABCDは波動として捉えられます。

C漢和辞典の文字も波動として捉えられます。

D光も波動で捉えられます。

EMRAの数値化したものも波動として捉えられます。

Fある種の数式は波動として捉えられます。

 下の計算式は、リンパを数式にして波動にしています。

 
 

 

 


G初めて会った人がこんな印象だなと言うのも波動で捉えられます

H波動でないものも、均質均等化すれば波動で調べられます。

  シーソーの原理

などなど、

ある枠組みの質問をしたときに、MRAを使って手のセンサー機能に聞いてみて、共鳴、非共鳴で情報を取り出すことが出来るのです。

 

人によって、波動はどの取り出し方が得意なのか、不得意なのかありますので、得意なものから身につけたほうがやりやすいと思います。