2、Oリングの説明。手のひらが敏感なセンサーになっている。センサー

の反応を皮膚電気抵抗で取り出す。

 

Oリングテストというのは、「バイーデジタル オー・リング テスト」と呼れていて、シカゴ大学医学部の大村恵昭先生が提唱したもので、現在アメリカ特許庁から知的所有権として認められているものです。

 
 

 

 

 

 


やり方は簡単です。最初に右手の親指と人差し指で、アルファベットのOの字に似た形を作ります。次に左手に調べたいものを乗せるかつかみます。そして、あなた以外の協力者の人にあなたが右手で作ったOリングの指を引っ張ってもらいます。その時に指が開かなければ、調べたいものはあなたに適合している、開けば適合していないものであると判断をするのです。

 

Oリング機能というのは、医学博士新井基夫先生の著書「Oリングの驚異」の中から抜粋させていただきます。

 

人間の体内には、コンピューターの故障発見・警告装置に匹敵するものがあります。異物に触れたり、侵入を受けたときに感じる痛みや、筋肉がピクッと反応したりする現象がそれです。

なかでも筋肉のトーヌス(緊張度)の変化は、はるかに感度が高く、優れていることがわかっています。具体的にいいますと、人間が皮膚感覚として、からだに圧通を感じるには、最低一平方ミリメートル当たり8グラムから100グラムの圧力が必要です。

一方、筋肉のトーヌスの変化をOリングで確認するには、わずか、一平方ミリメートル当たり0,01グラム以下の圧力で充分なのです。人間の体に生まれながらに備わっている、驚くべき「センサー機能」なのです。つまり、Oリングテストで感知できる感度は、つねったり、叩いたり、虫に刺されて感じる痛みよりも、800倍〜一万倍以上も敏感なのです。

猫が暗闇や狭い場所を何の障害もなく走り抜けたり出来るのは、髭が超敏感なセンサー機能の役割を果たしているということはよく知られていることです。人間の体にも、それに匹敵するような優秀な感知能力があるのです。

 

MRAOリング機能というのは、この手の中にあるセンサー機能を、弱電流を流すことで、共鳴、非共鳴の音として取り出しているのです。つまり、緊張すると筋肉のインピーダンスが変化しますので、その皮膚電気抵抗の変化を、MRAは何万倍にも増幅させて私たちに知らせてくれるのです。左手にプローブという金属の棒を持ち、右手の手のひらでセンサー機能を、共鳴、非共鳴で探します。

 
 

 

 

 

 


例えば1+1=2は普通の教育を受けた人にとっては、その解答は「イエス」になります。では1+1=3は当然「ノー」です。その時に手の中で生じている微妙なセンサー機能の変化を、ほとんどの私たちは感じられないと思います。それをMRAはイエスの皮膚電気抵抗を共鳴、ノーの皮膚電気抵抗を非共鳴の音で知らせてくれるのです。潜在意識で感じている情報を、いとも簡単に取り出せることにMRAの最大の魅力を感じます。そして、未知なる潜在意識の世界を解明してくれるのです。

 

それでは実験をして見ましょう。

 
 

 

 

 

 


お箸を1本用意します。それを右手でつかみ、いつもの食べるときの反対向きにして持ってください。お箸の先を左手の手のひらに押し当ててください。

その時に1+1=2と頭の中で繰り返しながら、お箸の先を左手の手のひらに押し当てて圧力を加えてください。

次に、1+1=3と頭の中で繰り返しながら、お箸の先を左手の手のひらに押し当てて圧力を加えてください。手のひらのセンサー機能は微妙なので敏感な人でないとわかりにくいのですが、1+1=2は圧力を加えたときに、手のひらが柔らかいと感じると思います。1+1=3は手のひらが硬いと感じます。この微妙な変化をMRAは感じ取って、増幅して知らせてくれるのです。

 

これがわかりにくい人の場合は、いろいろな理由があるのですが、まず1+1=2に集中が出来ていない場合があります。圧力を加えているときに、これは硬いのか柔らかいのかに気がいってしまっていて、1+1=2に集中が出来ていないのです。当然イエスの共鳴、つまり手が柔らかいを感じ取ることが出来ません